シニア生活はこれから! in カリフォルニア

リタイア後の生活を考え始めた、働く50代主婦の日々を綴ります。

サグラダファミリア 2023

バルセロナといえばサグラダファミリアです。ホテルからは地下鉄に乗って乗り換えして計4駅。なかなかの距離ですが、いろんな時間帯を見たくて、結局3日間行きました。

秋になっても大人気のバルセロナ、特に私たちが滞在していた週末は大きなお祭りがあり、どこも大混雑でした。バルセロナでは、特に地下鉄ではずっとスリを大警戒していた私たち。お祭り帰りの人々でごった返した地下鉄はさながらラッシュアワーです。

完全アウェーの満員電車の中、平静を装いながらもあたりに目を光らせます笑。私たちが鬼の形相だったのか、地元のファミリーが多かったせいなのか、たまたまか、無事に過ごすことができました。

さて、サグラダファミリア、まずは人々の集まる「生誕のファサード」。

日本人彫刻家である外尾氏による数々の緻密な彫刻に圧倒されます。現地のガイドさんも外尾氏の作品についてメンションしていました。

内部は驚きでした。他の教会や聖堂には見当たらない伸びやかで斬新なデザイン。

ガウディの遺志を継ぎ、外尾氏をはじめ、後世の数々の建築家や職人たちが熟考を重ねて生み出されたのでしょうね。

 

「生誕のファサード」圧倒されます。外尾氏がここの制作を任されるにあたり作った日本風の目をもつ天使達。西洋風の天使達に混じって日本風の切れ長の目の天使達が見れます。

 

聖堂と美しいステンドグラスの壁。流れ込んでくる日差しがゆらゆら揺れているかのようです。内部を見学したあと併設されているガウディの学校へ。サグラダファミリアで用いられた設計方法の模型がありました。写真を逆さにするとよくわかります。

池をはさんで反対側の公園から見る、夕焼けでピンク色に映えるサグラダファミリア。公園では偶然ベストポジションのベンチが空いたので、時間を忘れて夕焼けから夜にかけての時間を堪能しました。夜はライトアップされてより一層荘厳さが増します。

 

地下鉄を降りて到着すると一番最初に見えるのが西側にある「受難のファサード」でした。太陽が西側に沈むのでこちら側にあるそう。反対の東側にある「生誕のファサード」に比べると同じ建物にあるとは思えないほどシンプルで装飾も少なく寂し気です。

夜は蛍光灯のような白いライトで照らされているのみ。より寂しい雰囲気になります。

夜景の綺麗な脇道で夜ご飯。観光客のお店なのでしょうが、どこのお店もとても美味です。