シニア生活はこれから! in カリフォルニア

リタイア後の生活を考え始めた、働く50代主婦の日々を綴ります。

Napa旅行

サンクスギビングで帰省した子供たちと犬と小旅行に行ってきました。ワインでおなじみのナパは、私たちの住むSFベイエリアからは小1時間とちょうどよい近さ。そしてお隣のソノマと同様、ワインだけでなく美味しいレストランも多いので、いつ行っても大満足な場所です。日本から友人が訪ねてきたときなどにもちょうど良いロケーションです。

また、ナパバレーのワイナリーは犬連れで入れるところがいくつもあり、ただ連れて入れるというだけでなく、おやつやおもちゃをもらえたりして大歓迎してもらえます。

ENZO Estateワイナリー 山の頂上にあり静寂に包まれる中、モダンかつラスティックな建物がとても素敵です。テイスティングを申し込むとブドウ畑のツアーもしてもらえます。



3件目のNapa Cellars。コスコでも買えるメジャーな種類から流通量の少ない希少種のテイスティングコースもあります。11月でも外は日差したっぷりで暖かでした。

ご機嫌のルーク、ホテルからナパダウンタウンまでは川沿いに遊歩道が整備されており、犬の散歩にはもってこいです。ダウンタウンには古い裁判所など歴史を感じさせる雰囲気。夜景もとてもきれいです。

ホテルの近くにあるOxbow Market。ニューヨークのチェルシーマーケット的を小ぶりにした感じです。ワインだけでなくビールも並んでいます。ここにはとっても美味しいHog Island Oyster Companyがあり、そこでオイスターを生や焼きで大量に食すのが我が家の楽しみなのです。





 

Thanksgiving '23

もう12月ですが、忘備録として。

先週は感謝祭のため子供たちが帰省して、とても賑やかでした。

いちおうターキーは毎年準備していて、いろんな方法を試しているんですが、あまり上手く焼けたことがありません笑。

今年はDry Brineという方法、少し前から噂に聞いていたので試してみました。というのも、この方法は、解凍した鳥にシーズニングをした後はラップもしないで冷蔵庫の中でひたすら放置?するだけという超簡単なものなんです。丸2日間48時間おいておきました。

冷蔵庫から出したら、お腹に玉ねぎやレモンを入れて、塩やスパイスが浸透した鳥にバターをたっぷり塗り付けます。オーブンで、最初の1時間は背中を上に、その後は胸肉を上にして2時間ほど焼きます。こうすると背中部分の水分が胸肉の方に落ちてきて、よりジューシーに仕上がるそうです。

果たして結果は。。パサつきがちなターキーが、なかなかしっとりと焼けました!

サンクスギビングに家族が健康で集まれて感謝!!

真ん中にターキー、飾り付け無しです笑。クランベリーソースとグレイビーで食べます。スタッフィングや、ポテト、バタースクワッシュ、いんげんのキャセロールなど、サンクスギビングの定番をサイドディッシュで。

 

フィラデルフィアに住む息子からのお土産。犬へのものがメインです笑



afternoon tea in ロンドン

ロンドンでは、前から体験してみたかった本場のアフタヌーンティーに行ってきました。

シリコンバレーにもアフタヌーンティーを提供するお店はありそこそこ雰囲気は楽しめめるんですが、やはり何事も本場で体験するのが一番です。

というわけで、場所はメイフェアにあるClaridge's Hotelです。

いったんホテルに戻って着替えて行くつもりが、観光に出歩いて時間がなく、結局スニーカーになってしまいました。。メイフェアは高級住宅地らしく、落ち着いていてスーツ姿の方が多く歩いていました。

レセプションに着くと若い係の方が迎えてくれ、コートを預かってもらったり、雑談をしたりします。

くだけたアメリカ(カリフォルニア)英語に慣れてしまっている私と娘。最初はまるで多言語くらい違和感があったイギリス(ロンドン?)アクセントの上品で美しい英語が、耳に心地よく響きます。

 

お願いしたのはスタンダードアフタヌーンティーコース。給仕の方からはシャンパン付きコースをしきりに勧められますが、私も娘もアルコールを飲むと顔が赤くなってしまうので笑、お断りします。

紅茶をセレクトし、数種類のサンドイッチを楽しんだあと、スコーンやケーキがふるまわれます。

予約のときに特に言わなかったのですが、コースの途中で娘の誕生日が近かったことを知ると、バースデーケーキを持ってきてくれました。嬉しいサプライズ!

ただ。。すでに何種類もケーキを食べた後だったので、ちょっとお腹が苦しかったです笑

とても居心地がよくて、紅茶も美味しくて、優雅な時間を過ごせました。

Claridge's Hotel ロビーを抜けてティールームの入り口。エレガントです。

アフタヌーンティーセット。なかなかのボリュームです。娘の誕生日だったのを知って、可愛いケーキを持ってきてくれました。




秋のバルセロナつづき&バルセロネータビーチ

サンパオ病院を見学に。

美しいモデルニズモ建築群の旧病院です。お隣には現役で使われている近代的な同名の病院があります。

タクシーの運転手さんが私たちを見て、古い方だよね?と確認します。

こちらも世界遺産の建物群ですが、広大な敷地、そして他の観光地とは違って圧倒的に人が少なく、静寂に包まれていてゆっくり見学することができました。

 

到着してホテルに向かうタクシーの運転手さんにおしえてもらったショッピングモールへ。こちらは元闘牛場だったそうで、円形競技場のような外観がいかにもという感じです。屋上に登ってみると360度見渡せて最高の景色!

 

午後はバルセロネータビーチまで足をのばします。とは言っても徒歩30分ほど。

すでに秋のせいか、そこまで混んでいるわけでもなく、でも海水浴をしている人たちがいて、近くのショッピングモールでショッピングを楽しむ人たち、ビーチウォークを散策する人たち、どこを見てものんびり明るい雰囲気でした。

 

広い敷地に、美しいアールヌーボーの旧病院が建っています。オリジナルのタイルがそのまま残っている天井。ガウディ建築はどこも混んでいましたが、こちらは人もまばら。病院という場所のせいか、静寂に包まれていました。

元闘牛場を改装して作られた円形のショッピングモール。屋上からの大きなラウンドアバウトが見えます。このモールのフードコートでおやつに食べたイベリコ豚とチーズをはさんだパンが美味しすぎてびっくり!

バルセロネータビーチ。市の中心地から歩いて30分くらいで来れます。9月末でも水着で泳いでる人がたくさん。

ビーチ沿いのカフェでのんびり。海が青くて綺麗。

ビーチの脇は湾になっていて無数のヨットが停泊しています。

近くの広場にあるコロンブス像。アンティークマーケットで、シュガーポットを買いました。値切ってみたけれど失敗笑。






ガウディ建築群 in バルセロナ

街歩きだけでも楽しいですが、せっかくバルセロナに来たので、ガウディの手がけたメジャーな建築物を見て歩きます。

建物の屋上や丘の上に登るとどこからでもサグラダファミリア、その先に地中海が見えます。

程よく都会で、山あり、海あり、歴史あり、食事も美味しい。行きかう人も明るくて本当に居心地の良い街です。

定番のカサミラからカサバトリョ。そしてグエル公園。公園は中心地から少し離れているのでタクシーで。カリフォルニアでは車移動というとUberとかLyftが一般的ですが、バルセロナでは登録が面倒で結局一度も使わず。

ランチはいわゆるミシュランのPaco Meralgoへ。あっという間に満席だったので期待していたのだけど、私たちにははまらず。。

逆に夜に行った、落書きだらけのバルがどれも絶品で、スペインではレストランの星はあまり関係ないのかもと思いました。

曲線が印象的なカサミラと屋上からの景色、サグラダファミリアが見えます。そして、カサバトリョ。建築には詳しくない私たちでも、当時この曲線は斬新なデザインだったのだろうなと想像できます。

 

グエル公園。入り口にはガウディらしいポップな建物が2つ。今は管理人棟になっているそう。石の支え柱もやはりガウディっぽい。波上のベンチが並ぶ丘の頂上からはバルセロナが一望できて、素晴らしく気持ちのいい場所でした!

上の写真Paco Meralgoの店内。厨房の奥でイベリコ豚をカットしています。洗練された雰囲気でした。下は店内は落書きだらけで店員さんもファンキー。でも味は最高!のLa Pepitaの料理。








 

サグラダファミリア 2023

バルセロナといえばサグラダファミリアです。ホテルからは地下鉄に乗って乗り換えして計4駅。なかなかの距離ですが、いろんな時間帯を見たくて、結局3日間行きました。

秋になっても大人気のバルセロナ、特に私たちが滞在していた週末は大きなお祭りがあり、どこも大混雑でした。バルセロナでは、特に地下鉄ではずっとスリを大警戒していた私たち。お祭り帰りの人々でごった返した地下鉄はさながらラッシュアワーです。

完全アウェーの満員電車の中、平静を装いながらもあたりに目を光らせます笑。私たちが鬼の形相だったのか、地元のファミリーが多かったせいなのか、たまたまか、無事に過ごすことができました。

さて、サグラダファミリア、まずは人々の集まる「生誕のファサード」。

日本人彫刻家である外尾氏による数々の緻密な彫刻に圧倒されます。現地のガイドさんも外尾氏の作品についてメンションしていました。

内部は驚きでした。他の教会や聖堂には見当たらない伸びやかで斬新なデザイン。

ガウディの遺志を継ぎ、外尾氏をはじめ、後世の数々の建築家や職人たちが熟考を重ねて生み出されたのでしょうね。

 

「生誕のファサード」圧倒されます。外尾氏がここの制作を任されるにあたり作った日本風の目をもつ天使達。西洋風の天使達に混じって日本風の切れ長の目の天使達が見れます。

 

聖堂と美しいステンドグラスの壁。流れ込んでくる日差しがゆらゆら揺れているかのようです。内部を見学したあと併設されているガウディの学校へ。サグラダファミリアで用いられた設計方法の模型がありました。写真を逆さにするとよくわかります。

池をはさんで反対側の公園から見る、夕焼けでピンク色に映えるサグラダファミリア。公園では偶然ベストポジションのベンチが空いたので、時間を忘れて夕焼けから夜にかけての時間を堪能しました。夜はライトアップされてより一層荘厳さが増します。

 

地下鉄を降りて到着すると一番最初に見えるのが西側にある「受難のファサード」でした。太陽が西側に沈むのでこちら側にあるそう。反対の東側にある「生誕のファサード」に比べると同じ建物にあるとは思えないほどシンプルで装飾も少なく寂し気です。

夜は蛍光灯のような白いライトで照らされているのみ。より寂しい雰囲気になります。

夜景の綺麗な脇道で夜ご飯。観光客のお店なのでしょうが、どこのお店もとても美味です。



 

秋のバルセロナ

バルセロナにやってきました。4泊します。

高くて青い空、キラキラと眩しい日差しはカリフォルニアによく似ています。その前まで滞在していたパリはすでに寒くなってきて雨の日もあってそれはそれでとても素敵だったんですが、やはり日光が降り注ぐ暖かな気候は気持ちもウキウキさせてくれます。

ホテルはゴシックエリアにある Catalonia Magdalenes Barcerona、広い部屋でとてもラグジュアリーなホテルでした。

荷物を置いて街に出ます。

ここは旧市街の一部になり、重厚な街並みです。ちょうど大きなお祭りがある週で、人も多くとても賑やか。

ここで大ボケ事件が。。近くにあるバルセロナ大聖堂を見学して、ご飯をたべようとラ ボケリア市場のあたりを歩いていました。その日が土曜日だということをすっかり忘れて市場には明日行けばいいね、なんて話しながらバルに行ってしまいました。

次の日は日曜日で、案の定市場は閉まっていました。市場に行くのを楽しみにしていただけに無念。。

市内随一の繁華街ランブラス通りはおしゃれなお店が多く、行きかう人もハッピーな感じで、やっぱりバルセロナは、スペインは素敵なところだなーと実感しました。

 

旧市街ゴシック地区の街並み。ホテルはランブラス通りから少し入ったところにあり、石壁の小路が入り組んでいてとても良い雰囲気です。

可愛い露店のお店や建物。どこを撮っても絵になります。バルセロナ大聖堂に行って上まで登ってきました。

 

気持ちのいい大聖堂の上。アヒルちゃんたちのいる回廊。

 

ラ ボケリア市場の横のバルで食べたパエリア。美味しかったけど、市場で食べ歩きがしたかった笑 お楽しみはまた次回!