シニア生活はこれから! in カリフォルニア

リタイア後の生活を考え始めた、働く50代主婦の日々を綴ります。

秋のモンサンミッシェル

パリにいる間にちょっと足を延ばしてモンサンミシェルに出かけることにしました。

私も娘も初めて行く場所。楽しみです。

まずはGet your guideで入場券とガイドさんの付く一日ツアーを申し込み。

朝6時45分に、エッフェル塔の見えるトロカデロに集合します。

夜も明けきらない薄暗い中、係の人がバラバラと集まってきた参加客に点呼をとりはじめます。合計30名くらいでしょうか。ここからみんなで合計13時間の長旅が始まります。

バス乗車時間は行き帰りそれぞれ4時間半、途中のサービスエリアで30分の休憩があります。ヨーロッパのトイレ。。それもサービスエリア。。と一抹の不安を覚える私たちでしたが、施設はリニューアルされており最高の綺麗さでした!!

ただ、トイレから戻るのが少し遅れた2人の参加客を置き去りにして出発するという事件が発生し(後に無事回収)、恐怖に包まれた私たちは、その後異常に時間をきっちり守るツアー軍団と化しました笑。

 

バスが到着したら、パーキングから待ち合わせ場所の修道院のチケット売り場まで、なかなかの距離を各自で自由に向かいます。お土産屋さんを見たり、名物ふわふわのオムレツ屋さんをのぞいたり。(この有名オムレツ屋さん、同じツアーに参加していたカップルは1時間以上並んだけれど結局売り切れだかで食べられなかったと憤っていました。)

 

修道院まではひたすら登り階段。日頃の運動不足で階段は苦手なものの、旅行のテンションでうきうき登り切っちゃいます。

大聖堂ではちょうどミサが行われていて、賛美歌の音色にうっとり。

ただ内部は全体的に質素で薄暗め、分厚い石造りの壁は牢屋、または砦のような印象。それもそのはず、モンサンミシェルは修道院が廃止された後監獄として使用されていたのだそうです。ちょうどサンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラズのような感じでしょうか。

 

2時間ほどで見学を終え、ランチを食べ、お土産屋さんを見て回ったらあっという間にツアー終了です。

宿泊していたらもっとゆっくり見れて、日の入りや次の日の日の出が見れて最高なことでしょう。でもまぁ、私たちにとってはこのくらいでちょうどいいかなという感じでした。

帰りはパリ市内に入る前にすこーし渋滞がありましたが、時間通りに到着。

世界遺産を堪能できた充実のツアーでした。

ツアーバスのパーキングからモンサンミシェルまでは無料シャトルで約15分ほど。ツアーバスの発着に合わせてじゅうぶんな台数が循環して走っています。シャトルを降りると美しいモンサンミシェルの姿が目の前に広がります。

曇り空とも相まって、荘厳な雰囲気が高まります。

島の目抜き通り、グランリュ。なかなか混んでいたけれど、夏に比べると1/3の込み具合だそう。お土産屋さんやレストランが並びます。有名なオムレツやさんもここに。

修道院まで登ります。

修道院内の聖堂ではちょうどミサをやっていました。高い石造りの天井に歌声が響いてとても厳かな空間でした。

美しい回廊や天井。

海に浮く修道院、見下ろすと海が見えます。

頂上にそびえる金色の大天使ミカエル像。修道院まで登っていくとかなり近くに見えます。

ツアーの集合時間に遅れてはなららないので、修道院内の見学が終わったら急いでランチをとります。島内のレストランはどこもいっぱい。かろうじてバーのような小さなレストランに席を見つけました。娘はカマンベールチーズとソーセージのサラダ、私は周辺の名物というラム肉のシチューを。給仕してくれたマダムがとても感じよく、美味しかった!